仕事辞めたいけど辞められないを解決!お金がないときの10の対処法
仕事辞めたいけどお金がないから辞められない…
お金なくても辞めたら生活できるか不安…
私もお金に対する漠然とした不安を抱えたまま、退職を決断できない時期が4年ありました…
今の仕事を辞めたいけど、貯金がなかったり、辞めてどのくらい生活費や税金がかかるかわからなくて、辞められないと思いながら仕事を続けていませんか?
私もそのひとりで、その負のループは4年ほど続きました。
すぐに再就職できればベストですが、今の仕事が忙しくてなかなか就職活動に時間をさけない人も多いと思います。
でも、辞めて気づいたのが、お金がなくてもいろんな制度や方法を使えば、半年くらいはなんとかなるかもしれない、ということ。
この記事では、お金がなくてもとれる対処法や、お金がなくても問題ない理由を解説しています。
本当に仕事を辞めて、次のステージに進みたいけどお金が不安で辞められない、という方はぜひ記事を読んで、参考にしてみてください。
- お金がなくて仕事が辞められなくても問題ない理由がわかる
- 退職してお金がないときの対処法がわかる
- 人生を無駄にしたいためにどう動けばいいかわかる
【仕事辞めたいけど辞められない…】お金がないときの10の対処法
仕事を辞めたいと考えた時に、まず心配になるのはお金のことです。
私も実際に、貯金がほぼない状態で辞めてしまいましたが、退職して5か月、実際になんとかなっています。(お恥ずかしいですが…)
仕事を辞めたいけどお金がなくて辞められないと思っている方に、対処法をご紹介します。
- 在職中に転職活動をする
- 在職中にスキル講座を受講する
- 休職する
- 失業手当を受給する
- 扶養に入る
- 社会保険料の免除申請をする
- アルバイトをする
- ハローワークの職業訓練を受ける
- 退職手当を試算してもらう
- ボーナスをもらってから辞める
在職中に転職活動をする
仕事を続けながら転職活動をし、退職と同時に再就職できること、これがもちろんリスクも少なく一番スマートな方法です。
再就職までの空白期間があることについてまだまだ気にする企業もいますので、この方法がとれるなら一番おすすめです。
在職中にスキル講座を受講する
もし次にやりたい仕事が決まっていて、それに転職するために今ないスキルが必要であれば、在職中に勉強してスキルを身につけておきましょう。
今は、いろんなメディアやSNSでスキル講座が展開されています。
料金がかかってしまうこともありますが、その次の転職先に有利になるものであれば、先行投資と思って身につけてしまいましょう。
今後、転職先で優遇されたり、副業などで収入アップも見込めるかもしれません。
休職する
休職して、一旦心身を休めつつ、お金のことを整理したり、自己分析の時間に費やすこともできます。
または休職しながら転職活動をするのもありです。
転職活動については、就業規則で制限されている可能性もありますが、私の同僚では実際に休職中に転職活動をして、休職明けを待たずにそのまま退職した方もいます。
本格的に転職活動をするのではなく、業界や職種の情報をリサーチしたり、スキルアップの時間に充てるなど、下準備の時間として使うのも有効です。
いずれにしても、心身をしっかり休めて、自分と向き合って考える時間を確保するために有効な手段といえます。
失業手当を受給する
退職後の再就職先が決まってない場合は、失業手当をもらうことができます。
失業後、前の会社からもらった書類をハローワークに申請します。
給付額は、年齢や前の会社でもらっていた総支給額にもよりますが、およそ60~80%くらいになり、給付日数は90~120日となります。
様々条件はありますが、ある程度の期間もらえるお金があるという安心感があって、とても助かる制度です。
自分がどのくらいもらえるか、ハローワークに問い合わせると教えてもらえるので、気になる方はぜひ相談してみてください。
扶養に入る
配偶者や親など、もし可能であれば扶養に入れてもらうことを強くおすすめします。
扶養に入ると、健康保険料や国民年金などを含む社会保険料を免除されます。
さらに、扶養にいれている配偶者や親にも扶養控除のため納税額が減るというメリットがあります。
私は、旦那さんの扶養にいれてもらいましたが、本当にこれのおかげで支出を減らせて助かりました。
ただし、アルバイトなどをして年間130万円以上稼いだ場合は扶養に入れず、さらに釈迦保険料を負担する必要があります。
また、年間100万円以上稼いでしまうと、住民税や所得税も関わってきてしまいますので、アルバイトをするなら年間100万円未満にすることをおすすめします(月8万円程度)。
社会保険料の免除申請をする
扶養に入ることができなければ、国民年金や国民保険料の免除申請をするのも一つの手です。
全額免除ができなくても、減額、猶予など様々な制度がありますので、市町村窓口などで相談してみましょう。
社会保険料は、無収入の身にとって本当に大きな負担になります。
退職前に、ぜひ一度確認しておくことをおすすめします。
アルバイトをする
生活費確保のため、アルバイトをすることもできます。
ただし、失業手当を受給している期間中は、収入の制限があります。
週20時間未満までのアルバイトであれば無難ですが、失業手当の金額より大きくなってしまうと手当が支給されなくなってしまうので、時間、金額には注意です。
ハローワークの職業訓練を受ける
ハローワークでも様々な職業訓練を無料で提供しています。
さらに、一定の条件をクリアすれば、月10万円の給付をもらいながら勉強することもできます。
主な職業訓練には次のようなものがあります。
- 自動車整備
- 電気工事
- 簿記
- 医療事務
- プログラミング
- エステ・セラピスト
- ウェブデザイン
- グラフィックデザイン などなど
もし、自分が今後就きたい職業に関するものがあれば、ぜひ検討してみてください。
給付の条件や制限など、お近くのハローワークに行くと教えてもらえますので、気になる方は相談してみてください。
退職手当を試算してもらう
退職手当が支給される会社であれば、人事の給与担当に確認すると、支給額がどのくらいになるか計算してもらえます。
私も計算してもらったところ、予想以上の額だったので、これならしばらく生活できる、と退職を決断しました。
お金で退職を迷っている場合、かなり大きな後ろ盾になるので、ぜひ問い合わせてみることをおすすめします。
ボーナスをもらってから辞める
ボーナスをもらってから退職すると、そのまま蓄えにすることができます。
退職日を検討する場合には、ぜひボーナスの支給日を勘案して決めましょう。
ただし、ボーナス支給前ではなく、ボーナス支給後に退職の話を切り出すことをおすすめします。
ボーナスに少しでも影響がないようにするためです。
(私の場合、本当かはわかりませんが、人事の先輩に、「ボーナス支給月に1日でも在籍していたら満額もらえるよ」と教えてもらいました。ご参考まで…)
退職後の生活にかかるお金はいくら?かかる費用を計算しておこう
退職してから生活にかかるお金はどのくらいになるのか、把握しておくのはとても大事です。
37歳、既婚、子なしの私の場合、どのくらいかかっているのかをご紹介します。
- 生活費
- 社会保険料
- 住民税
生活費
生活費は基本的に旦那と折半しています。
家賃、食費、公共料金など、1人あたり約9万円の支出になります。
お住まいの地域や外食の回数などにもよりますが、私は基本的に退職前の生活のスタイルを崩さず生活しています。
独身の方であれば、この倍くらいはかかってしまうかもしれません。
社会保険料
私は夫の扶養に入っていたので、扶養に入っている期間は社会保険料の負担はありませんでした。
しかし、失業手当の申請をしている場合は注意。
失業手当を受給するまでの期間は扶養に入れますが、失業手当を受給開始すると、扶養には入れません。
私の場合は、ざっと次のようなスケジュールになりました。
退職してから失業手当をもらうまで
9月末退職
10月初旬・・・夫の扶養に入る手続きをする
10月末・・・全職場から失業手当受給に必要な書類を受領
11月初旬・・・ハローワークに失業手当申請
11月中旬~翌1月中旬・・・2ヶ月間の給付制限期間(自己都合退職のため)。同時に夫の扶養から外れる手続きをする
2月初旬・・・失業手当受給開始
これを見ると、退職してから実際に手当が支給されるまで、4か月近くあることがわかります。
自己都合退職の場合、扶養に入れるのは退職してから給付制限期間が終わるまでの期間なのですが、この期間だけでも扶養に入れる方は、ぜひおすすめします。
住民税
私は、退職月は9月で、住民税は退職手当から引いてもらっていたので、9月から翌5月頃までは支払いの必要はありませんでした。
【実体験】お金がなくても退職して問題なかった3つの理由
ここからは、実際にお金がないままで退職しても、実際にやってみると問題なかったな…と思った理由をご紹介します。
- 逆に節約できた
- いつまでたってもお金がない心配からは離れられない
- 悩んでる時間がもったいなかった
逆に節約できた
前職は、制服がなかったので、自分の私服を着て行っていました。
私服といっても完全にプライベートの服は着たくなかったので、「仕事用」の服を準備していました。
毎日同じ服を着たくなかったので、1週間分は最低準備していましたし、もちろん実際はそれ以上に洋服がありました。
さらに、昼食代や交通費(車で通っていたのでガソリン代)など、結構なお金を節約することができています。
また、仕事のストレスからくる発散代や、ご褒美代など、あらゆる理由をつけてしていた買い物もなくなり、かなりの金額が節約できていると思います。
いつまでたってもお金がない心配からは離れられない
お金って、いくらあっても満足する状態にはなりません。
「お金がないから辞められない」は、本当は辞める気がなくて、お金がないことを辞めない理由にしているのかもしれない、とも思いました。
もし本当に辞めたいのであれば、毎月の生活費にいくらかかって、いくらあれば安心できる、と自分なりに試算してみることをおすすめします。
「今辞めても大丈夫かも」
「あといくらあれば辞められるんだ!じゃあもう少しがんばろう」
と、前向きに動けるようになると思います。
悩んでる時間がもったいない
どうせ辞めるなら今辞めたほうがいい。
辞めたいと思っているのは、今の仕事や職場が好きじゃないから。
自分に合っていないから。
だったら早めに行動して、次のステージに進んだ方がいい。
一生このままこの職場にいて定年まで過ごすのは本当に嫌だ。
最終的にこう強く感じたので、辞める決断をしました。
悩んでいる時間は本当にもったいないです。
少しでも、自分の今後に意識を向けて、できることをやっていきましょう。
お金がなくても今すぐ仕事を辞めるべき人
お金がなくても今すぐ仕事を辞めるべき人はこんな人です。
- 精神的苦痛を感じている人
- ブラック企業につとめている人
これらにあてはまる場合は、すぐに退職することを検討してください。
このまま働き続けると、あなたの将来に影響がある場合があります。
また、もし周りにこんな人がいたら、ぜひ辞める選択肢があることを教えてあげてほしいと思います。
精神的苦痛を感じている人
このまま働き続けると、うつ病などの心の病気になってしまう可能性があります。
心の病気は、体の病気よりもやっかいで、人から見えず、長期化するケースもあります。
また、誰にもわかってもらえず、あなたも見えないふりをして、がんばりすぎてしまい、さらに悪化することもあります。
手遅れになる前に、退職や休職して逃げてください。
ブラック企業につとめている人
ブラック企業で働いている方も、ぜひ退職を検討してください。
ブラック企業では、ある意味、洗脳するよう形で社員を働かせ、まるで奴隷のような扱われ方をしている人もいます。
辛い思いをしている方、そんな会社にいる必要はありません。
早く逃げる決断をしてください。
辞めたくても辞められない方は退職代行がおすすめです。
退職代行について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
お金なくても仕事は辞められる!
この記事では、お金が原因で、仕事辞めたいけど辞められないときの10の対処法について紹介しました。
お金がないときの10の対処法
- 在職中に転職活動をする
- 在職中にスキル講座を受講する
- 休職する
- 失業手当を受給する
- 扶養に入る
- 社会保険料の免除申請をする
- アルバイトをする
- ハローワークの職業訓練を受ける
- 退職手当を計算する
- ボーナスをもらってから辞める
お金がなくても退職して問題なかった3つの理由
- 逆に節約できた
- いつまでたってもお金がない心配からは離れられない
- 悩んでる時間がもったいなかった
悩んでいる方の中には、今すぐ辞めたほうがいい人もいます。
メンタルを崩してしまう前に、自分にあった仕事内容や職場環境のある会社に転職し、環境を変えるのも一つの手段です。
退職を言い出しづらい人は、退職代行サービスを利用するのもおすすめです。
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今のあなたに合った環境に身をおくために、退職代行に依頼して今の職場から離れることも検討してみてください。
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