職場みんなの前で怒られるのってアリ?最悪上司の心理と対策を解説
職場のみんなの前で上司に怒られるのが本当にイヤ…なんでわざわざ人前で怒るの?
みんなの前で怒るのってパワハラじゃないの?
そんな上司は見ていて本当に不愉快ですよね!
みんなの前で怒られるのって、例え自分に非があったとしても、本当に恥ずかしいし辛いですよね…。
場所を選んで怒ってほしいものですが、なかなか変えてくれない上司もいます。
実は、人前で怒るのは、場合によりますが、ほとんどがパワハラと認定されることが多いそう。
そこでこの記事では、パワハラにも関わらず人前で怒る上司の心理と、対策についてご紹介します。
- 人前で怒るのはパワハラかどうか
- パワハラの定義
- 人前で怒る上司の心理
- 怒られたときの対策
職場みんなの前で怒るのはナシ!パワハラの可能性大!
自分がミスしたから、、、とみんなの前で怒られるのを受け入れてはいけません!
いくら非があったとしても、職場のみんながいる前で怒る行為はパワハラと認定される確率が高いです。
詳しく説明します。
- 「業務の適正な範囲を超えている」かどうか
- 人前で怒るとパワハラにあたる可能性大!
「業務の適正な範囲を超えている」かどうか
厚生労働省のウェブサイトでは、パワハラは次のように定義されています。
「職場のパワーハラスメント」とは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為です。
まとめると、パワハラの3つの定義は次のとおりです。
- 職場の地位や人間関係などの優位性を利用
- 業務の適正な範囲を超えている行為
- 精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させている
①については、職場の上司と部下という立場であれば「優位性を利用」にあてはまりますし、③は、部下側がストレスを感じていたり、トラウマになっていたりしたら、「精神的苦痛」にあてはまります。
ポイントは、②の「業務の適正な範囲を超えている」かどうか、ということになります。
職場みんなの前で怒るとパワハラにあたる可能性大!
「人前で怒る」という行為自体が直接的にパワハラになるかは難しいところです。
ポイントは、「業務の適正な範囲を超えて」の部分。
これは、業務上明らかに必要がなかったり、業務遂行に不適当であったりなど。
一般的に考えると「やっぱり違うよね」とみんなが共通して感じる部分です。
「人前で怒る」を例にすると、ミスをして注意されるのは妥当ですが、あえて人前で行う必要はありません。
ミスをした労働者の精神的負担を考慮するのであれば、上司と二人で行うこともできます。
「人前で怒る」ということに対して、納得できる理由がなければ、「業務の適正な範囲」を超えている、と判断される可能性が高いといえます。
その際、大声で叱責されたり、人格を否定されたりするようなことがあれば、確実にパワハラと断定することができます。
職場のみんなの前で怒られる…最悪上司の心理を解説
次に、職場でみんながいる場で怒る上司の心理を解説します。
- 感情がコントロールできない
- 威厳を示したい
- 期待しているので成長させたい
- 他の社員にも誤りを示したい
感情がコントロールできない
このタイプの上司は、自分が想定していなかった事態が起こると、ついカッとなり、場所に関係なくいきなり怒りだします。
冷静な行動ができないのが特徴です。
今では、管理職向けにアンガーマネジメントといって、良い人間関係を築くために怒りをコントロールする方法を学ぶ研修などもあるので、会社によっては受講が義務化されている場合もあります。
こういう人に限って自分は関係ないと思っていたりもする。。
威厳を示したい
このタイプは、自分の優位性を示すためだけに人前で部下を怒ります。
威圧感を示すため、周囲に聞こえるようにわざと大きな声を出したり、高圧的な態度を示したりします。
人前で怒ることを自分のストレス発散のツールとして利用している最悪な管理職もいます。
こういう人って、怒った後すぐに、ニコッとしたりしてガラッと態度を変えたりしません?
期待しているので成長させたい
部下への期待感が強く、「悔しい思いを感じてもっと強くなって這い上がってきてほしい」とあえてそういう手を使っている上司もいます。
昔ながらのドラマでありそうな古い手ですが、成長のさせ方、そもそもの指導の仕方が間違っているとは気づいていません。
「あえて自分は嫌われ役になっているんだ」と自己満足で酔いしれているかもしれませんが、部下がどんな気持ちになっているか想像もしていません。
今の時代にあった他の指導法や教育法に早くアップデートしてほしい…。
他の社員にも誤りを示したい
このタイプは、その職場にいる者全員に指摘するために、見せしめ的な方法をとっています。
全員に関係することなので、大声を出して全員に聞かせる方法です。
朝礼などで、全員への周知も兼ねている場合もありますが、見せしめに利用された部下が精神的な苦痛を感じることが多く、パワハラだと感じやすいケースとなります。
吊るし上げにされた側の気持ちも考えろ!!!
職場のみんなの前で怒られたときの対策
では、実際に職場のみんなの前で怒られたときにどう対策すればよいか、解説していきます。
- 反論しない
- 人格が否定されたと思わない
- 適切な部署に相談する
- 続くようであれば録音しておく
- 転職を検討する
反論しない
まずは、反論することは避けましょう。
職場のみんなの前で怒られることに恥ずかしさを感じてつい言い返したくなる気持ちもわかります。
しかし、ここで避けたいのは、口げんかになってしまうこと。
口げんかと判断されてしまうと、後で人前で怒る上司の行為を問題視し、指摘して争うことができなくなってしまいます。
辛い気持ちもありますが、応戦することは避け、まずはじっとこらえましょう。
人格が否定されたと思わない
上司が怒っているのは、業務上の言動や成果についてです。
そこにあなたの人格は全く関係ありません。
こんな上司に否定されたとて、あなたの価値になんの影響もないので安心してください!
もし上司がそこについても指摘しているなら、「業務の適正な範囲を超えて」いるのは明らかですので、何らかの適切な対処を行いましょう。
適切な部署に相談する
企業には、ハラスメントの相談窓口が設置されることが義務化されてきているので、社内の相談窓口に相談することも一つの手です。
その部署が徹底的な調査を行ってくれるので、適切な対処をとってくれます。
会社自体に問題があったり、相談窓口にも放置された場合は、労働基準監督署など、外部の機関に相談することも頭にいれておいてください。
続くようであれば録音しておく
人前での叱責が複数回続くようであれば、携帯などで録音・録画しておきましょう。
同僚に理解者がいれば、お願いしておくのも有効です。
客観的な証拠となるので、後で争う際に確実に有利に働いてくれます。
転職を検討する
もし人前での叱責が続くようであれば、転職を検討するのも一つの手です。
そんなことが行われている会社では、精神的に疲弊していくばかりで、モチベーションを高くもち、良い仕事をすることはできません。
心が疲弊する前に、転職も一つの案として検討しておきましょう。
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みんなの前で怒られることがトラウマになる前に退職代行を利用して転職しよう
この記事では、職場みんなの前で怒られるときの最悪上司の心理と対策を解説しました。
人前で怒るとパワハラにあたる可能性大!
職場のみんなの前で怒られる…最悪上司の心理
- 感情がコントロールできない
- 威厳を示したい
- 期待しているので成長させたい
- 他の社員にも誤りを示したい
職場のみんなの前で怒られたときの対策
- 反論しない
- 人格が否定されたと思わない
- 適切な部署に相談する
- 続くようであれば録音しておく
- 転職を検討する
職場のみんなの前で怒られるのは、例えこちらに非があったとしても、本当に精神的に苦しい経験です。
トラウマになってもおかしくはありません。
心の傷になってしまって取り返しがつかなくなってしまう前に、ぜひ転職も検討してください。
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