会社辞めたいけど親が反対する!理由と反対されたときの対策法
- 会社辞めたいけど、親に反対された!
- なんでこんなに子供の退職のことまで反対してくるの?
- どうやって説得したらいいんだろう?
- そもそも親の理解って必要?
親は心配する生き物…。放っておいてもらいたいけど、できれば理解してもらいたいですよね。
退職を考えた時、親に伝えようと思う人も多くいます。
私も、退職を検討した時、最初に伝えたのは母親でした。
反対されるのはわかっていましたが、これまでたくさん支援してもらってきて、感謝の気持ちもあるので、伝えたほうがいいと思って、そうしました。
最後まで心配されていて、最終的には自分の気持ちを通した結果ですが、始めに話しておいてよかったと思っています。
親の意見なんて聞く必要ない!
という意見もわかりますが、自分の気持ちを理解してもらって、応援してもらいたいというのが本音のところ。
この記事では、会社を辞めたいと伝えた時に親が反対する理由と、反対されたときの対策について、私の経験をふまえつつお伝えします。
これから退職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに父親には事後報告です!ばくしょう
- 親が退職・転職に反対する理由
- 退職・転職に反対されたときの対策
- 親に伝えるときのステップ
- 今すぐ辞めたいときの方法
会社辞めたいけど親が反対する理由
会社を辞めたいと伝えた時に、親が反対する理由は次のとおりです。
- 転職にいいイメージがないから
- 転職がうまくいかなかったときが心配だから
- 仕事は我慢するものだから
- せっかく良い会社を手放すのはもったいないから
- 周りの目が気になるから
転職にいいイメージがないから
親世代は、転職に対してあまりいいイメージを持っていません。
親世代にとって就職とは、「一度会社に就職すると終身雇用で、会社に生活がずっと保証される」というイメージです。
現代の日本では、転職も普通になってきて、終身雇用が保証されていることもないのが現状ですが、親世代はまだまだそういう古い価値観を持っています。
そのため、転職に対して不安を感じたり、抵抗があったりします。
その印象から、自分の子供が転職するとなると、不安で心配になり、今の会社を辞めて転職するというだけで反対してきています。
転職がうまくいかなかったときが心配だから
親は心配する生き物なので、子供にはリスクを避けてもらいたいと思っています。
そのため、
- 転職が失敗したら?
- ニートになったら?
- お金がなくなってしまったら?
など、まだ起こっていない失敗したときのことまで妄想し、勝手に不安になり、そのことで頭がいっぱいになって、転職に反対をしてきます。
仕事は我慢するものだから
- 仕事は我慢するもの
- 仕事が辛いからといって辞めてはいけない
- みんな等しく辛い気持ちをもって仕事している
- 我慢しないとお金はもらえない。働くというのはそういうこと
かなり古い日本の価値観のように感じますが、親世代はそういう意識をもっています。
確かに、どんな仕事でも辛くて苦しく感じながら働かなければいけない時もありますが、かといってそんな気持ちを抱えたままずっと働き続けないといけない、というわけではありません。
今の日本では、昔と違った自由で柔軟な価値観が広く浸透してきています。
親世代にもそういった新しい価値観を設定し直してほしいと思います。
でも、このとき注意したいのが、親の古い価値観を改めようとしないこと。
- 「そんな考え方古いよ!」
- 「今の時代、そうやって働いている人いないよ!」
といって、頭から否定しようとすると、親も反発心を強くしてきます。
親の考えにも、自身の経験から学んで得てきたことが詰まっています。
それを否定するのは絶対にやめましょう。
せっかく良い会社を手放すのはもったいないから
今勤めている会社が、給与も良く、仕事内容も良い会社だと「親が思っている」場合には、せっかく入った会社を去るのはもったいないと、転職に反対します。
しかし、あなたには見えていて、親には見えていない部分があるのも確かです。
- もっと能力をいかした仕事がある可能性
- もっとより良い条件の会社が見つかる可能性
- 今の会社への不満
- 今の会社に感じている居心地の悪さ
- 今の会社で働き続ける不安
こういう点は、実際に会社に属しているあなたにしかわからない感覚です。
それを信じて、自分の思った道に進めるよう、親を説得できるようにしたいものです。
周りの目が気になるから
親世代は、まだ転職にいいイメージがないため、周囲に転職を経験している人がいない場合、周りの目を気にして反対してくることもあります。
- 「〇〇さんの家の子、30歳前なのに就活してるんですって」
- 「〇〇さんの△△くん、お昼なのに外歩いてて、働いていないのかしら」
親は、親自身や自分の子供がこうやって噂される可能性を考えると、とても不安で嫌になっています。
世間体を気にしすぎる親だと、こういう不安で転職や退職に反対する可能性もあります。
私の場合、親はやはりお金の面や、良い職場を離れることに対して不安を感じ、当初は辞めることに強く反対していました。
会社辞めたいけど親に反対されたときの対処法
会社を辞めたいけど、親に反対されたとき、どう対処すればよいか、解説します。
- 辞めたい理由がポジティブであるとはっきり伝える
- 辞めた後のプランを伝える
- お金に不安がないことを説明する
- 親の意見を聞いてみる
- 親以外にも意見を聞いてみる
- 伝えずに転職し、その後に報告する
辞めたい理由がポジティブであるとはっきり伝える
辞めたい理由が、前向きでなものであるということをしっかり伝えると、理解してもらいやすくなります。
特に、「辞めて挑戦したいことがある」という理由だと、親も子供のチャレンジしたい気持ちを抑え込むわけにもいかず、引き下がってくれることが多いです。
たとえ辞めたい理由が、会社でいじめにあっているとか、人間関係が合わないということから始まっていたとしても、親に伝えるときは、少しでもポジティブな理由の方を大きめに話すことがおすすめです。
私もそうしました!なるべくネガティブなことは言わず、ポジティブなことが主な退職理由であるかのように伝えました(本当はネガティブな面が大きいけど…。)
辞めた後のプランを伝える
辞めた後のプランが決まっていれば、それを親に伝えてあげると少し安心してくれます。
- 今の会社と同等以上の条件で働ける会社を探している
- 今面接している会社が何件かあって、うまくいきそうな感覚
- これから就活するけど、失業保険がいくらもらえそうなので、生活は問題ない
このように、親の不安を取り除けることを少しでも伝えてあげられると、反対の気持ちが弱まってくれます。
「何も決まっていない、けどがんばる」というふわっとした予定では、さらに親の不安をかき立ててしまうので、なるべくそれを避け、少しでも親を安心させられるプランを伝えましょう。
お金に不安がないことを説明する
親は、子供がちゃんと生活ができるかどうかについても心配をしています。
- 当面半年くらいは無収入で生活できるお金がある
- 失業保険が入る予定があるので、生活面は心配ない
貯金額まで伝える必要はありませんが、このように無収入でも金銭的な不安がないことを伝えられれば、親の不安を解消することができます。
親の意見を聞いてみる
自分の意見を伝えるとき、親の意見を聞くことも大切です。
親がどういう思いから反対するのか、必ず理由があるはずです。
親の意見を聞いた後は、その不安をひとつひとつ解消してあげましょう。
親も、そういう対話をすることで、「しっかり考えたうえでの決断なんだな」と子供を信頼して、引き下がってくれやすくなります。
自分の意見ばかり押し付けてしまうのではなく、どういう理由で反対するのか、それらをしっかり受け止めましょう。
親以外にも意見を聞いてみる
兄弟や近い親戚などにも意見を聞いてみるのも有効です。
自分に年齢の近い人であれば、転職や退職に対し、比較的似たような価値観をもっていることが多いので、客観的な意見をくれると思います。
もし可能であれば、親も交えて複数で話をできると、親も納得しやすく、諦めて引き下がってくれやすいかもしれません。
また、人に話すことによって、転職や退職に対するメリット、デメリットもより浮き彫りになってくるので、それらに対して自分がどう感じるか、より深く検討できる良い機会にもなります。
伝えずに転職し、その後に報告する
親の中には、絶対に賛成してくれなさそうだったり、どんなに今後のプランに不安がないことを伝えても反対の姿勢は崩さなそうだったりするケースもあります。
そういう場合は、あまりおすすめしませんが、伝えずに退職し、転職してから報告するという方法もあります。
ただし、退職後は勤めていた会社から失業手当受給のための書類が届きますので、それでバレる可能性や、日中家にいたり、何らかの不穏な動きで親にバレる可能性もあります。
親に伝えずに事後報告する場合は、関係性が崩れる可能性やリスクを承知したうえで、辞めた経緯や今後のプランなど、しっかり説明できるように準備しておきましょう。
【解決】会社辞めたいときに親を説得するステップ
会社を辞めたいときに、親を説得するためのステップを解説します。
まず、辞めたいと思っていることを切り出し、その理由や、真剣に考えていることを伝えましょう。
辞めたい理由はポジティブな面を全面に押し出すと良いです。
辞めた後のプランがしっかりあることを伝えます。
転職先が決まっている場合、決まっていない場合、これから始める場合、様々なケースがありますが、いずれの場合でも、
- 金銭的な不安がないこと
- どういう見込みがあるか
- どう転職活動を進めていくか
- どう生活していくか
などを具体的に説明して行けると、親の不安も薄まって生きやすいです。
ひととおり自分の意見やプランを伝えた後は、しっかり親の意見を聞きましょう。
古い価値観のもとにうまれる意見や考えが出てくるかと思いますが、しっかり最後まで聞いてあげて、受け止めてあげることが大切です。
ひととおり親の不安を聞いた後は、それらを一つ一つ解消してあげましょう。
2番目の「辞めた後のプランを伝える」を繰り返す形になるかもしれませんが、もう一度伝えてあげます。
強く凝り固まった親の価値観はなかなか崩せるものではないので、納得してもらえるまで時間がかかるかもしれません。
でも、辞めたいと思って行動しているあなたの気持ちを優先し、一つ一つ順序だてながら説明していくことで、理解してもらいやすくなるはずです
この時注意したいのが、親の考えを頭ごなしに否定してはいけません。
誰でも、強く否定されると、もっと強い勢いで反発したくなるものです。
「そんな考えや価値観は古い!」
と抑え込もうとするのではなく、「自分がどう思っているからどう行動したい」というように、自分の挑戦したい前向きな気持ちを伝えるようにすると、スムーズな話し合いにすることができると思います。
退職したいけど伝えられない人は退職代行を利用する
- 辞めたいけど上司が怖くて伝えられない
- もう心身ともに限界だから今すぐ辞めたい
退職を決意したけど、こういう思いを抱えている方も中にはいらっしゃるかもしれません。
こんな状況であれば、退職代行サービスを利用して、一気に解決することができます。
退職代行とは、退職する本人に代わって退職の意思を職場に伝え、手続きを代行してくれるサービスのこと。
20代から30代の利用が多く、最近では様々なメディアでも取り上げられています。
今のあなたに合った環境に身をおくために、退職代行に依頼して今の職場から離れることも検討してみてください。
本サイトでおすすめしている退職ガーディアンについて、もっと知りたい方はこちらもごらんください。
気になる方は、公式サイトから無料LINE相談もできるので試してみてください。
親の意見は聞くけどそれでも辞めたいときは辞めよう!
この記事では、会社を辞めたいけど親が反対する理由やその対策についてご紹介しました。
会社辞めたいけど親が反対する理由
- 転職にいいイメージがないから
- 転職がうまくいかなかったときが心配だから
- 仕事は我慢するものだから
- せっかく良い会社を手放すのはもったいないから
- 周りの目が気になるから
会社辞めたいけど親に反対されたときの対処法
- 辞めたい理由がポジティブであるとはっきり伝える
- 辞めた後のプランを伝える
- お金に不安がないことを説明する
- 親の意見を聞いてみる
- 親以外にも意見を聞いてみる
- 伝えずに転職し、その後に報告する
親は本当に心配する生き物ですよね…。
でも、大切な親であることは変わりないので、自分のやりたい気持ちを大切にしつつ、その気持ちを理解してもらいたいというのが本音です。
慎重に順序だてて説明を繰り返すことで、必ず納得してもらえるはずなので、誠実な態度でぜひのぞんでください!
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